数秘学 ― その1 ―
皆様は、「数秘学」というものをご存知でいらっしゃいますでしょうか。数を用いて人間の基本的運命や、この世での使命、性格等を分析し、これを割り出し、人生に役立てようとするものです。
これはピタゴラスの時代から存在します※1。ピタゴラスは「自然は数学的秩序で成り立っている」と考えていました。
確かに、自然界や、その中に暮らす動植物達自身は、数学を全く知らないであろうに、高度なそれを駆使したとしか思えないような見事な造形美を私達に見せてくれます。皆様も、雪の結晶の拡大写真をご覧になったことがおありでしょう。
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引用:https://urabandai-kougen.com/event/exhibition_02.html”
また、なぜ鉱物の隣り合う結晶面のなす角度は一定となるのか(面角一定の法則 )※2、巻貝はなぜ対数螺旋を形成するのか※3、原子や分子の構成はなぜ一定のパターン(例:化学の周期律)をとるのか等を考えると、確かに、この世の事物はすべて数学的法則に支配されていると言えそうです。
※1 遥か昔から人類は、自らの運命や使命を知りたいという熱い欲求を持っていたということの証でしょう。
※2
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面角一定の法則 (水晶を例にとると、六角柱状の隣り合う柱の結晶面のなす角度はすべて120°になる←鉱物の種類により、この角度は異なります)
引用:http://tree-ct.sakura.ne.jp/messena/VM/QUARTZ/c1_1.html”
※3
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オウム貝は綺麗な対数螺旋を形成する
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%BE%E6%95%B0%E8%9E%BA%E6%97%8B#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:NautilusCutawayLogarithmicSpiral.jpg”
このようなことを考えると、人間も自然の一部ですから、私達が展開する個々の諸活動や、その集大成たる人生、そして命運も数学的秩序の下にあると考えるのが自然なように思われます。このような発想から、「数秘学」は生まれたのでしょう。
数秘学における具体的な運命数の計算方法:
生年月日の数を全て足して、1から9までの一桁の数に変換します(ただし、途中で11、22、33が出た場合は、そこで計算を止めます。この三つの数は「マスター数」と呼ばれ、特別な数と考えられています)。
例) 1991年12月31日生まれの場合、1+9+9+1+1+2+3+1=27 なので、更にこれを一桁にし、2+7=9とします。結局、この人の運命数は「9」ということになります。
それぞれの数が持つ意味についての解説は、書籍やネット上の情報源に譲ることとし、次回は、11、22、33のマスター数を持つ人々に向けてお話をしたいと思います(そうでない方々には申し訳ないのですが、一つの雑学としてお読み下さい)。
その2に続く
これはピタゴラスの時代から存在します※1。ピタゴラスは「自然は数学的秩序で成り立っている」と考えていました。
確かに、自然界や、その中に暮らす動植物達自身は、数学を全く知らないであろうに、高度なそれを駆使したとしか思えないような見事な造形美を私達に見せてくれます。皆様も、雪の結晶の拡大写真をご覧になったことがおありでしょう。
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引用:https://urabandai-kougen.com/event/exhibition_02.html”
また、なぜ鉱物の隣り合う結晶面のなす角度は一定となるのか(面角一定の法則 )※2、巻貝はなぜ対数螺旋を形成するのか※3、原子や分子の構成はなぜ一定のパターン(例:化学の周期律)をとるのか等を考えると、確かに、この世の事物はすべて数学的法則に支配されていると言えそうです。
※1 遥か昔から人類は、自らの運命や使命を知りたいという熱い欲求を持っていたということの証でしょう。
※2
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面角一定の法則 (水晶を例にとると、六角柱状の隣り合う柱の結晶面のなす角度はすべて120°になる←鉱物の種類により、この角度は異なります)
引用:http://tree-ct.sakura.ne.jp/messena/VM/QUARTZ/c1_1.html”
※3
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オウム貝は綺麗な対数螺旋を形成する
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%BE%E6%95%B0%E8%9E%BA%E6%97%8B#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:NautilusCutawayLogarithmicSpiral.jpg”
このようなことを考えると、人間も自然の一部ですから、私達が展開する個々の諸活動や、その集大成たる人生、そして命運も数学的秩序の下にあると考えるのが自然なように思われます。このような発想から、「数秘学」は生まれたのでしょう。
数秘学における具体的な運命数の計算方法:
生年月日の数を全て足して、1から9までの一桁の数に変換します(ただし、途中で11、22、33が出た場合は、そこで計算を止めます。この三つの数は「マスター数」と呼ばれ、特別な数と考えられています)。
例) 1991年12月31日生まれの場合、1+9+9+1+1+2+3+1=27 なので、更にこれを一桁にし、2+7=9とします。結局、この人の運命数は「9」ということになります。
それぞれの数が持つ意味についての解説は、書籍やネット上の情報源に譲ることとし、次回は、11、22、33のマスター数を持つ人々に向けてお話をしたいと思います(そうでない方々には申し訳ないのですが、一つの雑学としてお読み下さい)。
その2に続く
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